【S23 − 最終972位 − R1864】  重力晴天グラバナピクシー

【ご挨拶】

S23お疲れ様でした。
色々とアレなところがある、アレと申します。
名前だけでも覚えて帰ってください。

今回、私としては2回目の最終3桁で終わり、強者の方々にはほど遠い結果ではありますが、
『マイナーな構築は似た記事が少ないからこそ
 誰かの役に立つ可能性が高い』
とも思っているので、今後構築記事を書く習慣づけも兼ねて筆を執らせて頂いております(筆は取っていない)。

※リンク先等問題あれば削除させて頂きます。



【PT構成】



【最終順位-最終レート】




【構築経緯】

①はるまきさん
 《https://twitter.com/harumaki_tube?
 の生放送を拝見していたときに、ピクシーで重
 力を展開し、グラードンの断崖の剣で全抜きす
 る構築を使っておられ、等倍だろうが苦手な相
 手だろうがすべてを貫いていく姿に魅了された
 ため、『ピクシー+グラードン』を軸として構
 築を組むこととした。

グラードンがせっかく晴れを展開してくれる
 ので、守りと攻めの相性補完に優れたフシギ
 バナを採用。メインの3体の軸が完成。

③Gダルマ、ランドロスウルガモスがキツかった
 ので水ラオスを採用。正直ここまでは確定枠。

④ここまでで特殊高火力の黒バド、カイオーガ
 ゼルネ軸がキツかったので、すべての構築に強
 いチョッキナットレイ、特に薄いゼルネアスに
 後出しから処理できるGヤドキングを採用。



【個体紹介】



グラードン

環境ぶっ刺さり禁伝。選出率100パーセント。
ザシアン、ムゲンダイナ、日食ネクロズマを断崖の剣で余裕のワンパン。
というか、正直ルギアと月食ネクロズマ以外のすべての禁伝を重力下であればワンパンできます。

特にザシアンに対してエッジ以外すべての技でワンパンできるのが偉すぎる
(※Aにあまり割いていおらずザシアンの体重が重いため、ヒートスタンプは無振りザシアンに対して43.75%でワンパン、他は確1)。

晴れ下ヒートスタンプの火力も中々エグくて、H振りサンダーくらいならワンパンできるので、重力が切れた後もヒートスタンプの一貫ができて勝つ試合も多かったです。



・ピクシー

功労者かつ戦犯。
3桁チャレンジで必ずでんじはを外してくれました。
2連外しして即降参の試合もありました。
でんじはの命中率って70%とかですよね??

ほとんどの相手に対して初手に置き、でんじはやこごえるかぜでS操作し重力を決めた後にいやしのねがいで退場してグラードンに繋げます。
ピクシーがしっかり起点作成できた試合では必ず勝てます。

採用理由としては、マジックガードによりやどりぎのタネ、ステロ、毒、砂ダメが無効なので、襷を潰されることがないため、確実な行動保証があり、S種族値が60と他の重力持ちの強いポケモンであるラッキーやナットレイより早いため、電磁波後にザシアンや黒バド、スカーフラオス辺りを抜けることが挙げられます。

数的有利を取られる起点構築は嫌い!と思っていたんですが、相手の起点回避のためにバンバンいやしのねがいで散ってもらいました。

※初手ゴチル対面は
 必ずいやしのねがいから入って下さい。



フシギバナ

晴れ下エース。グラードンが唯一苦戦する草タイプ持ちに無類の強さを誇る。
ヒレに強いのもGood。
技構成は諸説ですが、ねむりごなで誤魔化すよりは技範囲を広げてドランなどの半減多いやつで止まらないようにした方が強い感触。



・ウーラオス(れんげきのかた)
最も信頼できた優等生。
要所での全ストーンエッジを当ててくれた。
ストーンエッジの命中率って95%とかですよね??

ふかしのこぶしが偉すぎて、守るで重力を枯らしてくる不届き者たちを分からせた。

Gダルマ、ランドロスマンムー、エースバーン、ウルガモスカイオーガ、みがわり持ちなどキツい構築の穴をすべて埋めてくれた。

※晴れ+水ラオスなので、
 晴れターン管理には慣れが必要となる。



ナットレイ

調整は《http://pokerouzin.com/ss/construction-ss/s22-chansey-eternatus-gravity-control/》から引用させて頂きました。
この枠も確定枠とまではいかないですが、構築にマッチしてかなり強かったと思います。
構築の黒バドの一貫がエグいので、誘われて初手に出てきた黒バドをはたきおとすで処理します。



ヤドキング(ガラルのすがた)
諸説枠。ゼルネに後出しから勝てる!をコンセプトにふきとばしウルガモスギルガルドを使用していましたが、全く安定しなかったため採用に至りました。
ゼルネに強ければ何でも良いと思います。

ゼルネの+2 C特化ムンフォはヘドロなしでも2耐えする耐久なので、トリルして上から怠けたりヘドウェしたりします。

ゼルネ+ドランがキツいかな〜と思って地震採用しましたがおもちゃ感もあったので、サイクル戦に強いみらいよち、あるいは、冷Bや放射、バドに強く出られるシャドボなどを採用して技範囲を広げた方が良いかもしれません。



【各構築に対する選出】

・基本選出①
(ザシ、ネクロ、攻めダイナなど)

ピクシー+グラ+バナ

ピクシーより早いやつと対面したら
でんじは⇒重力と入り、遅いやつなら重力から入る。
いやしのねがいで退場後、グラードンで断崖の剣振り回し、グラードンが倒される対面になったらバナにチェンジ、最後にグラードンを再展開。



・基本選出②
(Gダルマ、ウルガエスバ入り、受けダイナ)

ラオス+ピクシー+グラ

Gダルマ、ウルガモス、エースバーンはバナを出すと試合が終わるので、水ラオスを選出する。
相手目線も刺さっていることは分かるので初手にウルガモスやエースバーンを置いてくるので水ラオスを初手に合わせて有利展開をつくる。
後ろにサンダーがいるとほぼほぼ引いてくるのでここまで挙げたすべてのポケモンに一貫するストーンエッジを打つ。
また、受けダイナカグヤバンギの選出は守るや身代わり持ちが多くキツいので、水ラオスでまもみがを抑止しつつ一貫している重力下断崖の剣を通す。



・VSカイオーガ

グラ+水ラオス+ナット

カイオーガ以外の取り巻きにグラードンが刺さるので、初手グラードン。初手にカイオーガと対面した場合も天候を取れるのでナットレイ引きが安定となる。

最終的にはサンダーをグラードンを絡めて倒せば
ナット+水ラオスが通って勝ち。
意外にもほぼほぼ負けなかった。



・VS黒バド

ナット+水ラオス+グラ

初手黒バド来ることをお祈りし、引かないことをお祈りしはたき落とすで黒バド処理できなければかなりキツい。黒バドに弱いことがこの構築の欠陥である。



・VSゼルネ

ラオス+ガラキン+ナットorグラ

ラオスで様子見し、ゼルネ来たら即ガラキン引き。
ドラン入りにはナットレイは選出しなかった。
メタりまくったがそれでもキツかった。


【あと語り】

ギミック構築で3桁に残れたのは良い経験でした。
グラードンと水ラオスが強すぎた。

正直構築の完成度としてはそこそこあると思うので、プレイヤーが変わればかなり上まで目指せてたと思います←


構築記事については、S16で初の最終3桁を取ったときに構築記事を書かなかったことを後悔していたので今回書けて良かったです。

今後としては、3桁にいることにも慣れてきたので、次はレート1900、レート2000、最終2桁とステップアップしていきたいと思っています。