【S29 − 最終176位 − R1929】 疾風迅雷ガブザシバド

【ご挨拶】

S29お疲れ様でした。
色々とアレなところがある、
アレ《twitterのリンク→https://bit.ly/3yCI5r7
と申します。
名前だけでも覚えて帰ってください。

今シーズンは調子がよく、
最終日前日に以下の順位↓でした。

※レートは1949(最終的にここが最高)

さらに、最終日がGWということもあり、
レート2000&最終2桁とったるでぇ!
と息巻いていたのですが…〈つづく〉


※リンク先等問題あれば削除させて頂きます。


【PT構成】



PTのS平均種族値が驚異の

136

(200位以上達成構築で歴代最高まである?)
ということで、
構築名に『疾風迅雷』と付けさせて頂きました。


【最終順位-最終レート】




【構築経緯】


①しざよさんの動画を拝見し、
 受け寄りの構築より
(詰め筋が見え易く運負けしにくいため)
 勝ちまでのターン数が少ない攻め寄りの
 構築の方が好きな自分にとってぴったり 
 な構築だと思い、使うことを決めた。

②構築が有名すぎるため
(さらに自分が弱すぎるため)、
 初手ランドを読まれまくり、
 鉢巻水ラオスを初手に合わせられる、
 初手ダイマしてくるサンダー等の
 ランドより早いダイジェッターに
 対して自爆するしかなく、
 ステロを撒けない展開が多発した。

③そこで、威嚇と自主退場技を捨て、
 初手要員を、水ラオスにワンパンされず、
 サンダーやイベルよりSの早いガブリアス
 に変えてみた。

④ジェット→岩石、ジェット→岩石か、
 ジェット→岩石、ジェット→ステロ
 の2択となるため、
 サンダーやイベルにザシアンを上から
 ダイバーンで処られるか、
 ステロを撒けないかの最悪の2択を
 迫られる展開が多発。

⑤ガブを意地(ザシアン意識)こわいかお  
 に変え、相手のダイジェットによるS上昇を
 無力化しつつ、ステロを撒けるようになった。

⑥相手のバドやメタモンでバドをコピーされると
 終わるためエースバーン採用。

⑦初手マンムー、ダルマ、ランドが
 重すぎたため、水か悪かも含め、型の匿名性が
 高い水ラオスを対策枠として採用。

⑧イベザシに対する勝率がイマイチだったため、
 イベザシやザシオーガを地面枠さえ処せば
 破壊できるレジエレキを採用して完成。



【個体紹介】

・バドレックス(こくばじょうのすがた)

最強でした。
イベル軸にもガンガン選出してました。
ステロさえ撒いていれば非ダイマイベルに
交代読みダイフェアリーでワンパン。

死に出しの局面だと、本来ふいうちでこちらがダイマしてようがワンパンされるため激不利ですが、先にダイマさえ切っていれば、イベルは裏のザシアンを嫌ってジェットから入ってくることも多いため、
+1フェアリー→ウォール→+1アスビ
でイベルを落とす展開もありました。

未来予知の採用については、
そもそもエスパー技で拘るのが弱いこと、最終日付近、ラキヌオー、バンギヌオー、ポリ2ヌオーばかりで崩し枠として大活躍だったことを考えると、現環境ではベストだと思っています。



・ザシアン

説明不要の最強伝説。

耐久振り(メタモンの巨獣耐え)や、
じゃれつく採用も考えましたが、
この技構成と調整が一番良いと思います。
BD4振りして合計実数値を高めたり、
耐久値を高めたりするのが活きるようなシビアな乱数でザシアンを使うことがほぼなかったため、有名な調整よりSを1上げてミラー勝率の上昇を
優先しました。




ガブリアス

安定感抜群の初手要員。
ランドとの差別化点であるS102を捨てた意地採用の理由は、初手ザシアン対面の勝率を上げるためです。

意地の地震がザシアンに168〜で入るため、
H193までのザシアンは確定で勝てますし、
ザシアンがB振りだったりHぶっぱかつ乱数に嫌われたりしても最悪相討ちは取れます。

最初は陽気こらえる採用でダイマを枯らしたり
ザシアンを確定処理したりしていましたが、途中でS操作に特化した方が強い環境だと思い、
意地こわいかおに変更しました。
初手要員のこわいかお採用は今後増えると思います。


・エースバーン

古代兵器チョッキエースバーン。
従来のザシバドにおけるエースバーンは
イベルタルを意識した意地珠ダイアタック採用だったかと思いますが、
本構築におけるエスバはイベルタルダイマで打ち合うシーンがなく、ザシバドミラーやメタモン対策枠に終始しており、さらに、最終日付近でザシバドが大量発生したため、最終日に珠→チョッキに変更しました。
これによりコピーバドや相手のバドに対する安定感がかなり増したので、この判断で正解だったと思います。
飛び膝蹴りの採用理由は、ラッキー、バンギ、ポリ2といった黒バド対策枠に対して格闘打点が欲しい場面が圧倒的に多かったからです。




・ウーラオス(れんげきのかた)

採用理由は構築経緯に書いたとおり。
ラオスは選出画面で水枠として意識されにくく、そもそも水ラオスに初手で不利対面をとった際に裏が受かっていない構築が多かったです。
レジエレキが強烈に地面を誘うので、
そことのシナジーもあったと思います。
コピーザシアンに対して
ザシアンせっか→
ラオス死に出しで水流連打すると、
メタモン処理or裏に大ダメージとできる
展開も強かったです。


・レジエレキ

芸人枠。
選出して通ったときは
脳汁が溢れ出すポケモン
カバザシオーガや、
カバイベルザシアンは、
カバを雑に切るケースが多く、
カバさえ処理すればレジエレキ
が止まらないことが多かったです。
コピーバドレックスやコピーザシアンの
Sを抜ける調整になってるため、
メタモン対策枠でもあります。



【各構築に対する選出】


【ザシオーガ】(有利)

ガブザシバドor
ラオスバドエレキ(対カバザシオーガ)

初手オーガガブ対面は
ステロから入る

9割9分ダイアイスを打たれるので
ザシアン死に出しから
巨獣
⇒ダイスト耐え
(雨補正がないため耐える)
⇒ワイボで処理。

初手サンダーに対してはガブで
こわいかおから入り、ステロ撒く。


【イベザシ】(五分)

ガブザシバド
or
ザシバドエレキ

イベルが初手ダイマするなら
ガブでこわいかお⇒ステロ
死に出しザシアンイベル対面をつくり
巨獣斬。

ラグやマンムーから来る場合は
ラオスやザシアンで
役割集中して倒し、
レジエレキの一貫をつくる。
構築に地面が多いが、
2体以上選出されることは少ない。


【バドザシ】(五分)

ガブバドエス

ガブでステロを撒き、
バドの襷を封じる。
こちらのバドで荒らしつつ、
バドのストッパーを起点に
エスバでダイマして〆


【初手ダイマサンダー⇒メタモン⇒ジガルデ】

ガブザシバド

ガブでこわいかおして、
ステロを撒く。
ザシアンでサンダーを処理。
コピーザシアンに対して石火で削れば、
バドのアストラルビット圏内。


ミミッキュ⇒ジガルデ⇒メタモン

ラオスバドエス


【ホウオウダイナ】

ガブザシバド

ガブホウオウ対面は岩石封じ。
ガブダイナ対面も岩石封じ。
サイクル戦になるので
未来予知+ザシアンで崩す。


【ネクロダイナポリ2】

バドザシエス

ダイナ初手多し。
バドから入って、未来予知。
ポリ2引きに対して、
ザシアンに引いてインファイト


【イベルダイナ】

ガブザシバド

未来予知+ザシアンで荒らす。


【ディアザシ】

ラオスザシバド


ゼクロムオーガ】

ザシアンバドガ

ゼクロムにガブが抗えるため大事にする。


【重いポケモン

無理なのはドラパルト。
ドラパルト見たらガブから入らない方が良いです。
クリアボディ竜舞はS下げられないし、
鉢巻ドラゴンアローで破壊されるし、
鬼火祟り目ならエスバでどうにか。
型を顔に書いて出てきて下さい。

他は選出次第で何とか…


【あと語り】

最終日に潜れるシーズンが剣盾が終わるまでにあるのか…という感じなので、2桁もレート2000も達成できなかったのは悔しいですが、2桁順位を1週間ほど維持できたことで、今まで戦ったことのない強者との対戦の面白さ、再戦の面白さを味わえた貴重なシーズンでもありました。

次、この順位帯につけたときに
レート2000や2桁を逃さないよう頑張ります!!

【S23 − 最終972位 − R1864】  重力晴天グラバナピクシー

【ご挨拶】

S23お疲れ様でした。
色々とアレなところがある、アレと申します。
名前だけでも覚えて帰ってください。

今回、私としては2回目の最終3桁で終わり、強者の方々にはほど遠い結果ではありますが、
『マイナーな構築は似た記事が少ないからこそ
 誰かの役に立つ可能性が高い』
とも思っているので、今後構築記事を書く習慣づけも兼ねて筆を執らせて頂いております(筆は取っていない)。

※リンク先等問題あれば削除させて頂きます。



【PT構成】



【最終順位-最終レート】




【構築経緯】

①はるまきさん
 《https://twitter.com/harumaki_tube?
 の生放送を拝見していたときに、ピクシーで重
 力を展開し、グラードンの断崖の剣で全抜きす
 る構築を使っておられ、等倍だろうが苦手な相
 手だろうがすべてを貫いていく姿に魅了された
 ため、『ピクシー+グラードン』を軸として構
 築を組むこととした。

グラードンがせっかく晴れを展開してくれる
 ので、守りと攻めの相性補完に優れたフシギ
 バナを採用。メインの3体の軸が完成。

③Gダルマ、ランドロスウルガモスがキツかった
 ので水ラオスを採用。正直ここまでは確定枠。

④ここまでで特殊高火力の黒バド、カイオーガ
 ゼルネ軸がキツかったので、すべての構築に強
 いチョッキナットレイ、特に薄いゼルネアスに
 後出しから処理できるGヤドキングを採用。



【個体紹介】



グラードン

環境ぶっ刺さり禁伝。選出率100パーセント。
ザシアン、ムゲンダイナ、日食ネクロズマを断崖の剣で余裕のワンパン。
というか、正直ルギアと月食ネクロズマ以外のすべての禁伝を重力下であればワンパンできます。

特にザシアンに対してエッジ以外すべての技でワンパンできるのが偉すぎる
(※Aにあまり割いていおらずザシアンの体重が重いため、ヒートスタンプは無振りザシアンに対して43.75%でワンパン、他は確1)。

晴れ下ヒートスタンプの火力も中々エグくて、H振りサンダーくらいならワンパンできるので、重力が切れた後もヒートスタンプの一貫ができて勝つ試合も多かったです。



・ピクシー

功労者かつ戦犯。
3桁チャレンジで必ずでんじはを外してくれました。
2連外しして即降参の試合もありました。
でんじはの命中率って70%とかですよね??

ほとんどの相手に対して初手に置き、でんじはやこごえるかぜでS操作し重力を決めた後にいやしのねがいで退場してグラードンに繋げます。
ピクシーがしっかり起点作成できた試合では必ず勝てます。

採用理由としては、マジックガードによりやどりぎのタネ、ステロ、毒、砂ダメが無効なので、襷を潰されることがないため、確実な行動保証があり、S種族値が60と他の重力持ちの強いポケモンであるラッキーやナットレイより早いため、電磁波後にザシアンや黒バド、スカーフラオス辺りを抜けることが挙げられます。

数的有利を取られる起点構築は嫌い!と思っていたんですが、相手の起点回避のためにバンバンいやしのねがいで散ってもらいました。

※初手ゴチル対面は
 必ずいやしのねがいから入って下さい。



フシギバナ

晴れ下エース。グラードンが唯一苦戦する草タイプ持ちに無類の強さを誇る。
ヒレに強いのもGood。
技構成は諸説ですが、ねむりごなで誤魔化すよりは技範囲を広げてドランなどの半減多いやつで止まらないようにした方が強い感触。



・ウーラオス(れんげきのかた)
最も信頼できた優等生。
要所での全ストーンエッジを当ててくれた。
ストーンエッジの命中率って95%とかですよね??

ふかしのこぶしが偉すぎて、守るで重力を枯らしてくる不届き者たちを分からせた。

Gダルマ、ランドロスマンムー、エースバーン、ウルガモスカイオーガ、みがわり持ちなどキツい構築の穴をすべて埋めてくれた。

※晴れ+水ラオスなので、
 晴れターン管理には慣れが必要となる。



ナットレイ

調整は《http://pokerouzin.com/ss/construction-ss/s22-chansey-eternatus-gravity-control/》から引用させて頂きました。
この枠も確定枠とまではいかないですが、構築にマッチしてかなり強かったと思います。
構築の黒バドの一貫がエグいので、誘われて初手に出てきた黒バドをはたきおとすで処理します。



ヤドキング(ガラルのすがた)
諸説枠。ゼルネに後出しから勝てる!をコンセプトにふきとばしウルガモスギルガルドを使用していましたが、全く安定しなかったため採用に至りました。
ゼルネに強ければ何でも良いと思います。

ゼルネの+2 C特化ムンフォはヘドロなしでも2耐えする耐久なので、トリルして上から怠けたりヘドウェしたりします。

ゼルネ+ドランがキツいかな〜と思って地震採用しましたがおもちゃ感もあったので、サイクル戦に強いみらいよち、あるいは、冷Bや放射、バドに強く出られるシャドボなどを採用して技範囲を広げた方が良いかもしれません。



【各構築に対する選出】

・基本選出①
(ザシ、ネクロ、攻めダイナなど)

ピクシー+グラ+バナ

ピクシーより早いやつと対面したら
でんじは⇒重力と入り、遅いやつなら重力から入る。
いやしのねがいで退場後、グラードンで断崖の剣振り回し、グラードンが倒される対面になったらバナにチェンジ、最後にグラードンを再展開。



・基本選出②
(Gダルマ、ウルガエスバ入り、受けダイナ)

ラオス+ピクシー+グラ

Gダルマ、ウルガモス、エースバーンはバナを出すと試合が終わるので、水ラオスを選出する。
相手目線も刺さっていることは分かるので初手にウルガモスやエースバーンを置いてくるので水ラオスを初手に合わせて有利展開をつくる。
後ろにサンダーがいるとほぼほぼ引いてくるのでここまで挙げたすべてのポケモンに一貫するストーンエッジを打つ。
また、受けダイナカグヤバンギの選出は守るや身代わり持ちが多くキツいので、水ラオスでまもみがを抑止しつつ一貫している重力下断崖の剣を通す。



・VSカイオーガ

グラ+水ラオス+ナット

カイオーガ以外の取り巻きにグラードンが刺さるので、初手グラードン。初手にカイオーガと対面した場合も天候を取れるのでナットレイ引きが安定となる。

最終的にはサンダーをグラードンを絡めて倒せば
ナット+水ラオスが通って勝ち。
意外にもほぼほぼ負けなかった。



・VS黒バド

ナット+水ラオス+グラ

初手黒バド来ることをお祈りし、引かないことをお祈りしはたき落とすで黒バド処理できなければかなりキツい。黒バドに弱いことがこの構築の欠陥である。



・VSゼルネ

ラオス+ガラキン+ナットorグラ

ラオスで様子見し、ゼルネ来たら即ガラキン引き。
ドラン入りにはナットレイは選出しなかった。
メタりまくったがそれでもキツかった。


【あと語り】

ギミック構築で3桁に残れたのは良い経験でした。
グラードンと水ラオスが強すぎた。

正直構築の完成度としてはそこそこあると思うので、プレイヤーが変わればかなり上まで目指せてたと思います←


構築記事については、S16で初の最終3桁を取ったときに構築記事を書かなかったことを後悔していたので今回書けて良かったです。

今後としては、3桁にいることにも慣れてきたので、次はレート1900、レート2000、最終2桁とステップアップしていきたいと思っています。